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思い残すことばかりです [舞台・観劇]

東京に移動中の新幹線車内です。
今日の昼間は宝塚を観てました。

宝塚雪組全国ツアー
ミュージカル・ロマンス
『若き日の唄は忘れじ』
〜藤沢周平作「蝉しぐれ」(文春文庫刊)より〜
脚本/大関 弘政 演出/大野 拓史

ロマンチック・レビュー
『ナルシス・ノアールII』
作・演出/岡田 敬二


私が初めて観た宝塚が1994年の星組公演の『若き日の唄は忘れじ』でした。
その当時は関西テレビで土曜か日曜の夕方に宝塚舞台の放送あって、しかも公演期間中に放送があって(!)、
その時はたまたま家に誰もいない状況のなか堂々とこの公演の放送をテレビで見たんです。
そしたらその翌週くらいに母親が「宝塚を観にいこう!」と言い出しました。
いや、今やってる演目は実はテレビでこないだ見たから違う演目の時に行こうよと母に言ったら、「テレビと生はまた違うからエエやん」と言いくるめられて、妹と3人で大劇場に行って当日券を買って1階席の最後列センターで観た記憶があります。 春休みだったのかな。 大劇場は新しくなってたけど、そこに辿り着くまでの建物はまだ古かった気がします。

ワタクシにとっては懐かしい演目なので、今回再演になったので普段ならしない全国ツアーを観劇。
全国ツアー用なので舞台セットとかも変わっているからでしょうか。 ほとんど覚えてなかったなー。

ただラストの場面だけはほぼ覚えてました。
テレビで見たあと生の舞台で観た時に一番違う印象を受けたのは文四郎の「思い残すことばかりです」
という台詞。
テレビでは感情を露わにして吐きだすように言ってたのが、生で観たときは、とても落ち着いたテンションでわりとアッサリ言ってて、芝居が変わっているのが印象に残りました。
公演中に変えたのか? それともあの日はあんまりテンションあがらなかったのか? な、ことはないと思うけど。

今日のえりたん(壮一帆サン)の台詞ははげしく感情露わ系の切ない台詞でした。

観てる自分も19年の歳をとってるから舞台の感じ方も全然違いますものね。
もしあの時ああしていたら、今はどうなっていただろうか。
あのとき違う道を選べなかったのか。
年齢を重ねればそう思うことたくさんあるものなー

ひとまずは中日劇場公演を観なかったのでもう観ることはできないかと思ってた作品を、全国ツアーで観られることができてワタクシは思い残すことはございません。

でも本当は今日は朝から東京に行きたかったんだけどね(笑)
梅芸公演の日程とワタクシの東京に行く日がかぶってしまったので、仕方ない。宝塚を優先させましたよ。

と、なんとか書けたところで新横浜に着きました。
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